結論から書きます。変わりませんでした。
2025年の夏から冬にかけて、マシンピラティスに半年通いました。動機のひとつが「これ、身長伸びるんじゃないか」という思いつきだったので、この記事はその答え合わせです。
先に言っておくと、これはちゃんとした検証ではありません。通う前の身長をきっちり記録していたわけでもないので、実験と呼べる代物ではないです。それでも、同じことを考えている人の参考にはなると思うので書いておきます。
「伸びるかも」と思ったのは、ただの思いつきだった
はっきりさせておくと、私は何かの記事を読んで期待したわけでも、スタジオにそう言われたわけでもありません。
ピラティス=姿勢改善、というイメージが自分の中に強くあって、そこから「じゃあ猫背が伸びたら、身長も少し高くなるんじゃないか」と勝手に考えただけです。
私の身長は150cm台の後半。160cmくらいになったらいいな、という程度の興味本位でした。切実に悩んでいたわけではなく、どちらかというとおまけの期待に近いです。
ちなみにピラティスを始めた本来の理由は、もっと単純です。ヨガもジムもキックボクシングも試してきて、手を付けていないのがピラティスだけだったから。それだけでした。
半年間、身長のことは忘れていた
ここが正直なところなのですが、通っている間、身長のことはほとんど意識していませんでした。
毎回測っていたわけでもなければ、鏡の前で背筋の伸びを確認していたわけでもありません。レッスンに行って、動いて、帰る。その繰り返しの中で、最初の「伸びるかも」はどこかに行っていました。
思い出したのは、久しぶりに身長を測る機会があったときです。台に乗って、「あ、そういえば」と。
結果は、いつもの数字のままでした。 通う前の正確な数値を控えていたわけではないので厳密な比較ではありませんが、少なくとも「お、伸びてる」と思うような変化はゼロ。自分の中で見慣れた数字が、そのまま出てきただけでした。
この結果をどう受け取るか
「伸びなかった」と言い切るのは、たぶん正確ではありません。私の条件を書いておきます。
- 期間:約半年
- 頻度:月4回のプラン
- 種類:マシンピラティス(リフォーマー)のグループレッスン、1回45分
月4回・半年というのは、通っている人の中では標準か、やや少なめだと思います。もっと頻度を上げれば違ったのかもしれません。
それと、身長という数字自体が、実はけっこう揺れます。朝と夜で1cm近く違うと言われますし、測るときの姿勢や、顎の引き方でも変わります。私の場合、そもそも通う前の数値をきちんと控えていなかったので、ミリ単位の増減があったとしても気づけません。
そのくらいゆるい話だと思って読んでください。
なので、この記事で言えるのはひとつだけです。私の場合、この条件では変わりませんでした。
伸びたという人もいます。それが嘘だとは思いません。ただ、確実に起きることとして期待するのは、やめておいたほうがいいというのが私の実感です。
代わりに、肩こりが軽くなった
身長は動きませんでしたが、はっきり変わったものがあります。肩こりです。
私は普段デスクワークで、一日中パソコンに向かっています。肩まわりが重いのは、もう慢性的な状態でした。
それが、通い始めて3ヶ月くらい経ったあたりから軽くなってきました。ある日突然消えるという感じではなく、「そういえば最近、肩がラクかもしれない」とじわじわ気づくような変わり方です。
面白いのは、私が「姿勢が良くなったかも」と思った根拠が、この肩こりだったことです。鏡を見て背筋が伸びたと感じたわけでも、人に言われたわけでもありません。肩が軽くなったことから逆算して、「たぶん姿勢が変わったんだろうな」と推測した、というのが正直なところです。
なので、姿勢そのものが客観的にどう変わったのかは、私にはわかりません。わかるのは、体感がラクになったという事実だけです。
腰痛のほうは、もともとそこまでひどくなかったこともあって、大きな変化は感じませんでした。
やめたら、肩こりは戻ってきた
半年でいちばん実感したのは、実はここです。
通うのをやめて、しばらくすると肩こりはまた戻ってきました。
通っている間だけ調子が良かった、ということです。冷静に考えれば当たり前なのですが、自分の体で経験すると納得の度合いが違います。
始める前の私は、どこかで「半年もやれば体が作り変わる」くらいに思っていました。実際は違って、続けている間だけ効いているものという感覚のほうが実態に近いです。
これは、身長の話にもそのまま当てはまるかもしれません。仮に姿勢の改善で数ミリ変わることがあったとしても、それは維持し続けて初めて残るものなのだと思います。半年やってやめた私に、何も残らなかったのは自然なことなのかもしれません。
身長を目的に始めようとしている人へ
同じことを考えている人がいたら、伝えたいことは3つです。
期待値は下げておいたほうがいい。 私は変わりませんでした。もし数センチ伸びたら儲けもの、くらいの気持ちで始めるのが、いちばんがっかりしない距離感だと思います。
「姿勢」への期待のほうが現実的。 私が実感できたのは、身長という数字ではなく体感のほうでした。デスクワークで肩や首が重い人は、そちらを目的にしたほうが、期待と結果が噛み合いやすい気がします。ただし私の場合は3ヶ月かかったので、すぐには変わらない前提で。
続けられるかどうかが全部。 やめたら戻ります。なので「何ヶ月で結果が出るか」より、何年続けられる金額と場所かで選んだほうがいいです。私はそこを考えずに始めて、半年でやめました。
半年でやめた理由
最後に、なぜ半年でやめたのかも書いておきます。ネガティブな理由はありません。
強いて言えば飽きです。私は熱しやすく冷めやすいタイプで、これはピラティスに限りません。ヨガもジムもキックボクシングも、同じように始めては次に移ってきました。
半年経ったあたりで「またキックボクシングをやりたいな」という気持ちが出てきて、そのまま通うのをやめました。スタジオにも内容にも不満はなかったので、合う人には普通におすすめできます。
身長は伸びませんでしたが、通っていた時間そのものは悪くありませんでした。もしまた肩こりがひどくなったら、戻ることもあるかもしれません。
料金や通いやすさなど、実際に通うときの現実的な話は別の記事にまとめる予定です。

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